金融車を購入したら、すぐに車に乗りたい気持ちはわかりますが、まずはいくつかの重要な手続きを済ませておく必要があります。この記事では、金融車を手に入れた直後にやるべき4つの手続きを、優先度順に解説します。
大前提: 車検が切れている車両は公道を走行できません。車検の残り期間を最初に確認し、切れている場合は仮ナンバーの取得または積載車での搬送が必要です。
手続き① 任意保険に加入する【最優先】
金融車を受け取ったら、最初にやるべきことは任意保険(自動車保険)への加入です。自賠責保険だけでは対人・対物事故の補償が不十分であり、任意保険なしでの走行は大きなリスクを伴います。
加入の流れ
- 車検証のコピーを用意する
- 保険会社(代理店型推奨)に連絡し、金融車であることを伝える
- 見積もりを複数社から取得する
- 補償内容を決定し、契約する
詳しい加入方法は保険のコラムをご覧ください。
注意: 任意保険に加入するまでは絶対に車を運転しないでください。万が一事故を起こした場合、数千万円の賠償責任を自己負担することになりかねません。
手続き② 車検の残り期間を確認する
車検証で車検の有効期限を確認してください。金融車は車検切れの状態で販売されていることも珍しくありません。
車検が残っている場合
- 有効期限まで問題なく公道を走行可能
- 期限前に次回の車検を計画しておく
車検が切れている場合
- 仮ナンバーを取得して車検場へ自走、または積載車で搬送
- 車検を通す(ユーザー車検、代行、整備工場のいずれか)
車検の詳しい手続きは車検のコラムで解説しています。
手続き③ 自動車税の納付状況を確認する
自動車税が未納だと車検を受けることができません。購入時に以下を確認してください。
- 直近の自動車税が納付済みかどうか
- 納税証明書が手元にあるかどうか
- 今後の自動車税はどちらが負担するか
自動車税の詳細は自動車税のコラムをご参照ください。
手続き④ 車両の状態を点検する
購入した金融車の状態を早めに点検しておきましょう。特に以下の項目は重要です。
自分でチェックできる項目
- タイヤ:溝の残り・空気圧・ひび割れ
- ブレーキ:効き具合・異音の有無
- エンジンオイル:量と汚れ具合
- 冷却水:量と色の確認
- バッテリー:端子の腐食・始動の調子
- 灯火類:ヘッドライト・ブレーキランプ・ウィンカー
整備工場で点検してもらうべき項目
- 下回りの錆・損傷
- 足回り(サスペンション・ブッシュ)の状態
- エンジンの異音・振動
- トランスミッションの動作確認
おすすめ: 購入後に信頼できる整備工場で12ヶ月点検相当の点検を受けておくと、安心して乗り始めることができます。費用は10,000〜20,000円程度が目安です。
手続きの優先順位まとめ
- 任意保険の加入 ← 最優先。未加入での走行は厳禁
- 車検の確認・取得 ← 切れていると公道走行不可
- 自動車税の確認 ← 未納だと車検が通せない
- 車両の点検 ← 安心して乗るために必須
まとめ
金融車を購入した後は、保険・車検・税金の3つの手続きを最優先で進めてください。これらが整って初めて安心・安全に車を使用できます。なお、金融車の購入者は車検証上の所有者でも使用者でもないため、車庫証明の取得は不要です。
手続きの順番をしっかり把握し、一つずつ着実にクリアしていくことが、金融車で快適なカーライフを送るための第一歩です。